敵は光の戦士!?仲間同士の戦いが全ての発端!

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キュアラブリー達の敵として襲いかかってくる光の戦士達
ハピネスチャージプリキュア!」と「ファイナルファンタジー3」のコラボストーリー。
サロニア王国に迷い込んだめぐみ一行が、レッドの洗脳で悪役となったルーネス一行に立ち向かう。

ストーリー

めぐみが失恋から立ち直った次の日。黒須ミラールームで誤動作が起きた際に謎の光に飲み込まれためぐみ達は、サロニア王国に飛ばされてしまう。
そこでアルス王と出会い、図書館に行くことを勧められる。

図書館には、以前めぐみを唆していた怪しい男、レッドもいた。
彼はオーエンの塔で生死不明になったデッシュの洗脳を目論むが、当の本人は憎しみとは無縁だった為断念する。
それでもレッドの野望に変わりはなく、ダルグ大陸にあるドーガの館に向かった。

男の目的は、ドーガの館に帰還したルーネス一行の洗脳だった。
光の戦士を操って、何を企んでいるのだろうか?

ドーガの声に従い、洞窟に踏み入れた光の戦士達。そんな彼らを待つのは、自身を倒せと迫って来たドーガとウネだった。
エウレカの鍵を完全な物にするには、2人と戦う事で開放されるエネルギーが必要だった。一行は戦いを拒むも、怪物と化して襲いかかってくるドーガとウネをやむを得ずに倒してしまう。
2つの鍵を光の戦士に託したドーガ、ウネは肉体を捨てて、魂だけの存在となった。

悲しき戦いで落ち込むルーネス一行に、レッドの魔の手が忍び寄った。男は光の戦士を連れ去らい、憎しみの結晶をはめ込んで4人を配下にしてしまう。
それと同時に、浮遊大陸と地上世界に大量のサイアークが…。

この事実はサロニアにいためぐみ達にも知られる。幻影帝国は滅んだのに何故…?
疑問を持った一行を待つのは、レッドに操られたルーネス、アルクゥ、レフィア、イングズとの戦いだった。
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登場人物

ハピネスチャージプリキュア!は44話までの出来事であり、誠司はダークサイドに寝返っていない。
ファイナルファンタジー3は土の牙を手に入れた後*1の出来事とされる。

ハピネスチャージプリキュア!より。

設定上では44話「新たなる脅威!赤いサイアーク!」の後日*2。クロスミラールームで誤動作が起こり、その時の光に飲み込まれた事で、サロニアに迷い込んでしまった。
アルスとの出会いでサロニアに馴染むも、そこでレッドに洗脳されたルーネス一行と戦うことになる。

愛乃めぐみ/キュアラブリー

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本作の主人公。ぴかりヶ丘に住む女子中学生*3。裏表がなく友好的な性格で、自分の事よりも他人の事を優先する癖がある*4。口癖は「幸せハピネス!」。
他人の長所を見つけるのが得意であるが、実際は不器用なために嘘や隠し事が苦手。成績は悪いが意外に頭の回転は早い。成績の悪さに関してはブルーにも指摘されており、プリキュアの活動を控えると条件付けられた事もある。
ファッションには興味を持っているも、センスに関してはいまいち決まってない。その為服装も動きやすいものを優先にしていたが、ひめとの出会いによりファッションセンスも若干良くなった模様。
実は「何かしてあげないと自分を好きになってもらえない」と言うメサイアコンプレックスの持ち主であることが判明し、それによりアンラブリーに「めぐみは誰の役にも立てない、弱虫な子」と罵られるが、仲間の支えにより切り抜ける。また、ミラージュとブルーの復縁を切欠に失恋し、泣き崩れた所をレッドに付け込まれ洗脳されそうになるが、駆けつけた誠司の声で難を逃れる*5
活発で若干お節介な所も見られるが、愛を信じる心と仲間を思いやる気持ちは本物であり、ひめといおなのわだかまりを氷解させたり、ミラージュやレッドと言った悪役を改心させるきっかけにもなっている。
今回はサロニアに迷い込んだ所で、レッドに洗脳されたルーネスと戦うことになる。

白雪ひめ/キュアプリンセス

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幻影帝国に支配された*6ブルースカイ王国の王女。フルネームは「ヒメルダ・ウィンドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ」。口癖は「すごーい!」「そんなこと…あるけど!」。
わがままかつ自分勝手な性格で、異常に人見知りな部分もあり、当初は学校や対人関係に問題を起こした事もあったが、めぐみ達との出会いにより人見知りな面は改善された。
ファッションセンスに優れており、ファッションにイマイチなめぐみにアドバイスを言ったのも彼女である。
恋愛には興味を持っており、ブルーの「恋愛禁止」という掟に反論している。また、めぐみと誠司のやり取りを見て恋人同士ではないかと疑った事もある*7
実はアクシアを開けて幻影帝国を復活させてしまった張本人である*8が、わざと開けたのではなく、儀式の際にアクシアから聞こえた助けを求める声に騙されて開けてしまったらしい*9。当初はめぐみやゆうこに嫌われたくないとの理由で黙っていたが、後にいおなに真実が暴かれ自業自得になる。
だが、めぐみとゆうこの説得によりアクシアを開けたことと、姉を巻き込んでしまったことをいおなに謝罪し、彼女と和解した*10
ミラージュの憎しみが静まった後、釈放された両親と再会する。
地上世界に飛ばされた際、アルスに怪我を負わせたアルクゥに激怒*11し、彼を止めるべく立ち向かう。
後にアルクゥ達の洗脳を解いた後、エターナルゲージに封印されたデッシュが偽者だと見破り、焼き払われた故郷も幻影だと見破った*12

森ゆうこ/キュアハニー

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めぐみと同じ中学校に通う女子中学生で、弁当屋の娘。
それ故に彼女自身も料理が好きで、それに手間をかけるほど熱心で、食事に集中することも多い。人によく「ハニーキャンディ」と称する飴を渡す。
実はキュアハニーの正体は彼女*13であり、めぐみより早く覚醒した事が判明。
彼女が歌う「しあわせごはん愛の歌」は、当初ひめは大不評であったが、後に高評化になった。 尚、その歌は敵を洗脳させる効果*14をもたらす。
一方で争いごとを嫌う面も見られ、マダムモメールとの敗北を繰り返したことで不仲になったオハナ、オリナを説得した事も。また、敵でありながらファントムを看病する優しさも見られ、それにより彼が"本当の気持ち"に気づくきっかけにもなっている。
今回彼女はサロニア王国に迷い込んだ事を切欠に、闇に堕ちたイングズと戦うことになり、サスーンに不幸を振りまいた彼に対し「それがあなたの本当の望みなの?」と疑問視する*15

氷川いおな/キュアフォーチュン

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めぐみ達の隣のクラスにいる優等生で、氷川道場の門下生とも言える人物。紫のストレートロングヘアーが特徴。
クールかつ無愛想で近寄りがたい印象を与える事もあるが、根は心優しい。
実はキュアフォーチュンの正体*16であり、彼女の力はファントムに敗北した姉・まりあから受け継いだもの。
序盤からひめ=キュアプリンセスを嫌っている言動、態度が見られ、彼女と同行していためぐみに「キュアプリンセスを信じてはいけない。さもないと、あなたに大きな災いが降りかかる」と忠告する程*17。その理由はアクシアを開けて幻影帝国を復活させてしまった張本人が彼女であるのと、キュアテンダーとなった姉・まりあがファントムに倒される遠因*18となったため。
当初は憎しみを晴らすために戦ってきたが、ファントムとの戦いに敗れ、窮地に陥ってしまう。そこをキュアプリンセス達に救われた事で自らの間違いに気づき、ひめに謝罪した*19
後に真相をひめから聞いた際、話を聞かずに一方的に責め続けた事を思い出し、罪悪感に飲み込まれるが、ぐらさんの励ましによりひめと和解する。その後、仲間を鍛えるため、めぐみ達を鍛える事を決意した。
サロニアに飛ばされた際、レッドに洗脳されたレフィアをかつての自分と重ねつつ、戦いに挑む。尚、戦いの中でレフィアの口からドーガとウネ以外にも裏切り者がいたと知るが、それがサリーナである事を最後まで気付かなかった。

ブルー

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地球の神で、水色の髪をした痩身の男性。
穏やかな性格で、誰に対しても気さくに接する。基本的には笑顔を絶やさないが、後述の事件が原因で悲しそうな表情を見せる事もある。
一方で掟に厳しく、家族や友達にプリキュアの正体を明かすことはもちろん、恋愛を禁止*20にしたり、めぐみの成績が悪いとプリキュア活動を禁じるという禁止事項を定めている。
実は幻影帝国のボス、ミラージュと恋仲であったが、恋心を拒絶した為にミラージュが傷心し、彼女がレッドに付け狙われて悪の女王と化す遠因を作ってしまう*21
後にプリキュアの活躍で浄化したミラージュに想いを伝えて復縁を果たすが、それと同時にめぐみが失恋し、彼女がレッドに付け狙われる遠因にもなった*22
サロニアに飛ばされた事でアルスと親しくなるも、サイアークが出没した事や悪役としてめぐみ達に襲いかかったルーネス一行の存在に戸惑う。

リボン

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めぐみ達と行動する妖精。

ぐらさん

いおなと一緒に行動する妖精。レフィアの事を「嬢ちゃん」と呼ぶ*23

ファンファン

ミラージュのパートナー妖精で、プリキュアハンター、ファントムの真の姿。ルーネス一行の攻撃やアルクゥの暗黒で危機一髪に陥るが、アルスに庇われる*24

相楽誠司

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右の人物が誠司。
めぐみの幼なじみで、長所と短所を理解している男子中学生。
氷川道場に通っており、彼自身も空手が上手い。成績は常に上位に入るほど頭も良く、女子生徒にモテるが、空手に没頭するあまり恋愛には興味がない。恋愛禁止と言う条件付きでプリキュアの協力者に加わるが、口には出さないだけでめぐみに好意を寄せていた。そのため、彼女がブルーに惹かれているのを見た際に複雑な感情を抱いたこともある。
ブルーとミラージュが復縁した事を切欠に失恋したと泣き崩れ、レッドに唆されそうになっためぐみを助ける*25

ミラージュ

幻影帝国の元首領で、ブルーの元恋人。
元々はアクシアに封印されていた*26が、祈りを捧げに来たひめを騙し開けさせたことで復活を果たす。
自分の望み通り、世界から愛、優しさ、幸せを消し去り、不幸に染め上げようと企んでいる。その為プリキュアが放つ愛のエナジーに不快を感じ、特に愛を信じるキュアラブリーを敵視している。
その正体は300年前、ぴかり神社にいた黒髪の巫女で、キュアミラージュとして悪に立ち向かっていた人物。ブルーとはこの時に出会っており、やがて好意を寄せるようになるも、彼に恋心を拒絶された事で傷心*27。そこをレッドに付け込まれ、クイーンミラージュに変貌した。
ブルーはミラージュが変わってしまった事に嘆き、彼女をアクシアに封印してしまうが、それが仇となりミラージュはブルーに裏切られたと更に傷つき、愛を消し去る野望を抱く。
前述を理由にブルーを憎んでいるが、彼を失うことは避けている。だが、ディープミラーに唆された事で憎しみに支配され、ブルーを排除しようと企むようになる。
決戦の末、キュアラブリーの言葉に躊躇を見せるも、ディープミラーの妨害で凶暴化し、キュアラブリーに襲い掛かる。しかし、仲間の活躍で形勢逆転され、イノセントプリフィケーションで完全浄化。ブルーの言葉により憎しみから開放された。
本編ではサロニア王国に飛ばされ、アルスに図書館へ行くことを勧められた事で、地上世界や浮遊大陸の事を学ぶが、その途中で嫌な気配を感じ取る*28。後にルーネス一行が敵としてプリキュアに襲い掛かった際、4人の発言からドーガとウネを憎んでいることを知っても「ドーガとウネが裏切り者なら、世界の氾濫がザンデに関係しているとルーネスさん達に教える?」と疑問視する。

レッド

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ディープミラーの真の姿で、ミラージュを影で支配していた謎の男。
サロニア図書館でオーエンの塔に関する本を読んでいた。古代人の生き残り、デッシュの洗脳に失敗するが*29、ドーガの館に帰還したルーネス達を操り*30プリキュアの敵として襲わせる。
実は浮遊大陸、地上世界に不幸を振りまく目的のためにルーネス一行を操り、世界より仲間を優先した光の戦士のせいで、世界が無に飲み込まれるのを再現しようと企んでいた。また、ドーガとウネは彼らを騙したと嘘を刷り込んだのも彼であり、ルーネス一行がプリキュアと戦う度に凶暴化したのも、レッドが2つの鍵の力を悪用していたからだった。
尚、彼の悪事は最後までプリキュア達に知られることは無かった*31

ファイナルファンタジー3より。

光の戦士たちは暗黒の洞窟で土の牙を手に入れた後の出来事とされる。

エウレカの鍵を手に入れるため、ドーガの館に帰還するが、エウレカの鍵を完全化させるため、ドーガとウネを倒す*32事になってしまう。

悲しき戦いで落ち込んだ所で悪心が芽生えてしまい、そこをレッドに付け入られて悪役*33となり、プリキュア一行に襲い掛かる。

尚、アルス以外は敵になったルーネス達の仕業でエターナルゲージに封印されている*34

ルーネス

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敵になったルーネス
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敵になるとサディスティックな性格となり、キュアラブリーをあの手この手で追い詰める。
辺境の村ウルに住む長老トパパに育てられた孤児の少年。後ろに一本束ねた銀髪が特徴。一人称は「俺」。
祭壇の洞窟に迷い込んだ所でクリスタルに導かれ、光の戦士となる。
好奇心旺盛で喜怒哀楽も激しいが、傷つきやすい繊細な一面もある。
何事にも挫けない強い心を持つが、エウレカの鍵を完全化させるため、ドーガ達と戦う事になった際にそれを拒み続けた為、悪心が増幅*35。そこをレッドに付け入られダークヒーローとなり、サロニア王国に迷い込んだキュアラブリーに襲い掛かる。
基本的には冷酷な口調で話すが、根は攻撃的で、ドーガとウネに対しては戦いを躊躇った時とは正反対で激しい憎悪を抱いていた。
レッドの支配で憎しみが増し、遂には炎に包まれた姿となってサロニア以外の町、建物を燃やしていくが、リヴァイアサンを始めとした幻獣に攻撃された事で憎しみの結晶にヒビが入った事や、イノセントプリフィケーションで敗北する。
その後、鏡に封印されたデッシュや、焼き払われたウルを見て戦士としての使命を放棄したせいで世界の命運が尽きたと自覚し、大泣きする*36が、サリーナの仕業で海に落ちたキュアラブリーを救出する。

アルク

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敵になったアルク
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敵になると一人称が「俺」に変わり、性格も一転して無慈悲で自分勝手になる。
長老トパパに育てられた孤児の少年で、ルーネスの幼馴染。茶髪が特徴*37。読書が好きで、博識ぶりは認められている方。
気弱で幼さが残るため、序盤ではいじめられていたが、アルスと心を通わせた事で優しさと思いやりを兼ね揃えていく。
冒険に通じてたくましく成長していくが、ドーガとウネによる避けられない戦いで悪心が芽生え*38、そこをレッドに付け入られて洗脳。暗黒面に堕ちた事で妖精達を庇ったアルスに怪我を負わせる*39*40
敵になった際は一人称が「俺」*41に変わり、思いやりに欠けた自分勝手な性格となり、口調も悪役らしくなるなど、優しき心の持ち主とは思えない程の残虐行為も多い。笑顔や幸せを「下らない」「そんなものは必要ない」と切り捨てる。
憎悪が増すごとにプリキュアを追い詰めるも、幻獣*42を召喚したアルスやイノセントフォームにパワーアップしたラブリー一行に敗れる。その後、鏡に封印されたデッシュや焼き払われたウルを見て、自分のした過ちに気づき、後悔の涙を流すが、サリーナの仕業で海に突き落とされたプリンセスを救出する。

レフィア

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敵になったレフィア
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敵になると残忍な性格となり、ドーガとウネを憎しみの標的にする。
光の戦士の紅一点で、カズスにある鍛冶屋で育った年頃の少女。オレンジのロングヘアが特徴。一人称は「私」。
かつては気が強く他者に意見を言う癖があったが、デッシュが生死不明になる原因を作った罪悪感から身勝手さを反省し*43、他者の意見を聞く事の大切さに気づく。この事から他者に嫌われたり、迷惑になることを恐れてナイーブになる傾向もあった。
闇に対抗する、人を愛する心を内に秘めているが、エウレカの鍵を作るため、ドーガ達と戦う事になった際は「そんな事は出来ない!」と弱音を吐いていたため*44、闇の力に対抗するどころか、自身に闇の心が芽生え、そこをレッドに付け入られ洗脳。闇の紅一点としてキュアフォーチュンに襲いかかる。
敵になった際はクールビューティーな女王様口調で話すが、根は残忍で裏切られた事を深く根に持っている。
パワーアップを遂げた事で助けに来たキュアテンダーたちを追い詰めるも、アルスの幻獣召喚や憎しみの結晶にヒビが入った事で、最終的にはラブリー一行に敗れる。
その後、鏡に封印されたデッシュの存在や、クリスタルとの約束を破ったせいでカズスが焼き払われ、義理の父を失った事に後悔して涙を流すが、サリーナの罠*45で海に落ちたフォーチュンを救出する。その後、めぐみ達に今までの過ちを謝罪した後、自分の不注意でサリーナに嫌われた*46事も明かした。

イングズ

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敵になったイングズ
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敵になった際は腹黒く卑劣漢で、サスーン王国の人々をエターナルゲージに封印する。
サスーン王国に住む実直な兵士。金髪青眼*47が特徴。一人称は「私」。
行方不明になったサラ姫を探すためルーネス達と同行し、光の戦士となる。ルーネスと対照的で冷静沈着だが、若干ナルシストな一面もある。
人を信じる心を武器に、闇に立ち向かうが、ドーガ達と戦う事になった際、口には出さないだけで戦いを拒んでいたため*48、闇の心が芽生えてしまう*49。そこをレッドに付け入られて洗脳され、悪役と化してキュアハニーに襲いかかる。
敵になっても冷静沈着な性格*50はそのままだが、腹の中は超ドス黒く、人々を不幸にすることを好む残忍な態度や*51、人を信じることを下らないと否定する。その悪役ぶりはキュアハニーに疑問視されるほど。また、ブルーの過ちを言い放った事もあり、ファンファンはかつての自分(ファントム)と重ねていた。
憎悪を一方的に押し付けるも、最終的にはプリキュアに敗れる。その後、ドーガとウネによる戦いを躊躇ったことでサスーンが焼き払われた事や、サラ姫とダウ王が生死不明になる原因を作った事に後悔して泣き崩れる*52が、サリーナの仕業で海に落ちたハニーを助ける。
その後、今までの過ちをめぐみ達に謝り、旅が終わったらサラ姫達にも謝罪すると述べている。
尚、彼のみパワーアップすると翼が4枚に増える。

アルス・レストー

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唯一、エターナルゲージに封印されなかったNPCだが、敵になったアルクゥの暗黒からリボン達を庇い、自ら怪我を負った。
サロニア王国に住む若き国王。10歳。
唯一エターナルゲージに封印されておらず、サイアークが溢れ出た事実をめぐみ達に伝えるが、悪役と化したアルクゥの暗黒で怪我を負ってしまった*53

サラ・アルテニー

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サスーン王国の姫で、ダウ王の一人娘。21歳。
胸元と腹部を大きく露出したドレスを着こなすスタイルの良さと、巨乳の持ち主と言える金髪の女性。
お淑やかな外見に反して性格は行動的でわがまま。敵になったイングズの仕業*54により、エターナルゲージに封印される*55

シド・ヘイズ

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カナーンに住む男性。64歳。
レッドに洗脳された光の戦士の仕業により、エターナルゲージに封印される。

デッシュ

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古代人の生き残りで、オーエンの塔で生死不明になった青年。年齢不明。
レッドは当初彼を操り、光の戦士の敵として襲わせる事を目論んでいたが、憎しみとは無縁だったため断念した。
終盤で彼もエターナルゲージに封印された描写もあるが、それは偽者*56でルーネス一行の罪を重くしようと言うレッドの陰謀だった。

サリーナ

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カナーンに住むジョリーナの一人娘で、デッシュを慕う女性。
彼の帰りを泣きながら待っていたが、デッシュが生死不明になった事実を知って激怒し、光の戦士を疎むようになる*57
作中でレッドの近くにゴスロリワンピースに身を包んだ女性がいたが、その正体こそが彼女である*58*59

ドーガ

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命を懸けてエウレカの鍵を託したドーガだが、それによりルーネス達はレッドに洗脳されてしまう。
ダルグ大陸にある小さな館に住む老人で、ノアの元弟子。
ノーチラスを潜水可能にし、ノアのリュートがある場所を教えるが、後にエウレカの鍵を完全化させるエネルギーを開放するため、光の戦士に襲いかかる。

ウネ

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命を懸けてシルクスの鍵を託したウネだが、それによりルーネス達は悪堕ちしてしまう。
祠に眠り続ける老婆で、ノアの元弟子。
ノアが持っていたリュートで眠りから覚め、インビンシブルが眠っている場所に導くが、後にシルクスの鍵を完全化させるエネルギーを開放するため、光の戦士に襲いかかる。

余談

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ドーガとウネの敵対は、「別れの物語展」に展示された事がある。
ルーネス達が悪役と化し、プリキュア一行に襲い掛かる原因を作った、ドーガとウネの戦い。仲間の敵対にキレたファンもいるが、このシーンは「別れの物語展」に展示された事があり、FF3プレイ済みの人なら今でも記憶に残るトラウマである。

*1:土の牙があれば4つの像を壊せるため、ティターンを倒して土のクリスタルの称号を得ることも可能。

*2:めぐみは失恋から立ち直っており、ミラージュも憎しみから開放され、ブルーと寄りを戻している。

*3:設定上では2年生だが、作中で3年生に進学している可能性もある。

*4:それが災いしてかえって迷惑になる事もしばしば。

*5:しかし、今度は負の感情を抱いた誠司がレッドに洗脳され、敵になった彼と戦う事となる。

*6:44話で元通りになった。

*7:3話。

*8:20話のいおなのセリフにて判明したが、19話の冒頭によればブルーとリボンはアクシアを開けたのはひめであると知っていたらしく、いい加減正直に話した方がいいと諭すも、当のひめは明かしたら嫌われる事を恐れたため隠していた。

*9:23話で判明。これによりいおなは、事情を知ろうとしないで責め続けた自分の態度に反省する。

*10:23話以降。

*11:王族繋がりであるためか、序盤でアルスと気が合う描写もあり、彼を巻き込んだ事でルーネス達に怒る描写も見られる。

*12:ただし、ルーネス達を操った張本人がレッドだった事や、レッドに操られたサリーナの存在には気づいていない。

*13:10話のラストで正体を明かす。ただしサンスター文具などの商品では、既にキュアハニーの正体はゆうこだと明かされていた。

*14:ただし、ナマケルダには効かなかった。

*15:サスーンに不幸を振りまいたことに関しては、後にイングズを影で操った第三者(レッド)である事をプリンセスに聞かされた事で考えを改め、洗脳が解かれた彼の謝罪を聞いたことや、幸いにもダウ王とサラ姫達が救われたことを知って「事情は知ったから、もういい」と彼を諭している。

*16:19話のラストで自ら明かした。

*17:8話のラストより。この事から分かるように、ひめを信じるなと忠告したのも、彼女こそが災いを解き放った張本人だと警告したと言える。

*18:作中では一切言及されてないが、まりあが倒されたのは3年前らしい(上北ふたごが手掛けるコミカライズ版より)。

*19:22話より。厳密に言うと彼女と和解したのは23話から。

*20:恋愛禁止の理由は「うまくいっている時はいいが、仮に仲が拗れると取り返しのつかない結果になる」から。しかし、ひめといおなはこの掟に猛反発していた。

*21:劇中では触れてないが、ミラージュをアクシアに封印した張本人こそが彼である事がコミカライズ版で明かされている。

*22:しかし、幸いにもめぐみは誠司の声を聞いたため、レッドの誘惑に打ち勝っている。

*23:他の3人は名前で呼ぶ。

*24:しかし、それによりアルス自身は怪我を負った。

*25:しかし、今度は誠司自身が悪役となり、めぐみ達に襲い掛かる。

*26:劇中では語られてないだけで、彼女をアクシアに封印した張本人はブルーである。

*27:尚、左目の下にある涙マークは、ブルーに捨てられて傷心した際に誕生した事が、29話で明かされた。

*28:45話でも嫌な気配を察知する描写がある。

*29:憎しみとは無縁だった為断念するが、彼の帰りを待つサリーナの洗脳に成功する。

*30:この事からレッドはドーガ、ウネのがいるドーガの館に帰還した4人に悪心があると見抜いていたと言える。

*31:彼に操られたルーネス、アルクゥ、レフィア、イングズはドーガの洞窟でレッドに唆されたことで悪役となったが、その張本人がレッドであることは4人とも知らない。

*32:仲間だったキャラクターが、最終的には倒さなければならない敵として襲い掛かるのはRPGによくある事だが、ルーネス一行の欠点は仲間同士の戦いを躊躇うだけではなく、辛い事や悲しい現実から目を背ける弱さが明白である事である。

*33:キャラクターごとに細かい違いはあるものの、下半身が魚になる、背中に黒い翼、頭部に黒い角が生える、目つきが悪くなる、瞳も赤くなる等は共通する。

*34:ドーガ、ウネ、サリーナは除く。

*35:最もドーガ、ウネと戦うのを拒んだのは彼であり、「光より闇を優先する事は、光の戦士としてあってはならないことではないか」と言うレッドの言葉に一度は反発するも、ドーガ達と戦うのを拒んだ心こそが闇だと言い返された。

*36:原作ではドーガ、ウネと戦うことを拒んだ姿勢こそが弱さだと認めていなかったが、本編ではそれによりプリキュアを巻き込んだ挙句、世界の命運が尽きてしまったと自ら気づき(全てレッドの幻影ではあるが)、罪悪感を感じるようになる。

*37:原作では顔にソバカスがあり、前髪も右に片寄っているが、本編のアルクゥはソバカスが描かれておらず、前髪も片寄ってない。

*38:ルーネス、レフィアと違い口には出していないものの、ドーガ、ウネと戦うのを拒んでいた。

*39:それによりめぐみ達の怒りを買う事になる。

*40:アルスに怪我を負わせた事に関しては、洗脳が解かれた後、彼に謝罪した。

*41:ただし洗脳が弱まると「僕」に戻る。

*42:劇中で登場した幻獣はラムウ、アレクサンダー、バハムート、リヴァイアサン

*43:デッシュが生死不明になる原因を作った事で、激怒したサリーナに打たれた事もあった。

*44:強気な性格とは裏腹に、辛いからと弱音を吐く描写が明白だった数少ないヒロインであり、光の戦士となった女性キャラクターでも唯一。

*45:なお、サリーナがレッドに操られ、悪役になった事に関しては気づいていない。

*46:デッシュが消えたのは光の戦士の仕業である為、彼と組みが少ないルーネス、アルクゥ、イングズも同罪であり、彼女だけではなく3人もこの件に関して強く後悔する描写もある。

*47:ただしレッドに操られると瞳の色が赤くなる。

*48:直接口には出してないものの、信じる心の持ち主でもあるためか劇中でドーガ、ウネを警戒した描写もなく、戦いを躊躇っていたと言える。

*49:辛いからと避ける弱さを持ち合わせている数少ないキャラで、光の戦士となった騎士キャラクターでも唯一。

*50:ただし口調は全体的に悪役らしくなり、語尾に「~がいい!」と付けて話す。

*51:この事からサスーン城をサイアークだらけにしたり、サラ姫達をエターナルゲージに封じたのは彼である。

*52:イングズはルーネスと違い喜怒哀楽は目立たないため、劇中で泣いた事は無いが、自分の不注意でサスーンが炎上し、サラ姫を失った際は珍しく泣き顔を見せていた。

*53:リボン、ぐらさん、ファンファンを庇ったため。

*54:後にイングズの洗脳が解かれ、エターナルゲージから脱するが、当のサラ姫は事件の発端がイングズである事を知らない様子。

*55:彼女だけではなく、ダウ王や他の兵士もイングズの仕業により封印された事が作中で触れている。

*56:耳に憎しみの結晶があったとキュアプリンセスに見破られた為。

*57:原作では事実を知っても特に責めることはなかったが、心の中ではルーネス一行を許せていなかった。

*58:唯一、プリキュアと戦わない敵であり、ルーネス達も彼女がダークサイドに寝返った事実を知らないままストーリーは終わる。

*59:セリフは一切ないが、クリスタルとの約束を破った事に後悔するルーネス達の罪を重くするため、プリキュアを海に突き落とす狡猾な一面も見せた。