「映画スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」と「ファイナルファンタジー」のコラボ小説の解説。
登場人物は下を参照。
refia369beat.hatenablog.com
映画の相違点などは脚注参照。
- プロローグ
- あれから9年
- 物語がチグハグに?
- 黒い影に取り憑かれ、悪役となった本物の主役達
- 悪役たちとの共闘
- ニコの怒り
- みゆきの不注意で巻き込まれた者たち
- ニコの正体
- 薄れていく憎しみ
- 敵はまだいる!極悪四天王!
- 破られたロイヤルレインボーバースト! プリキュア危機一髪!
- 消えていく笑顔…! 悲しみと涙の世界!
- プリキュア激怒!
- 笑顔を包む愛の光
- 謝って済まされると思わないで!
- みゆきを庇う光の戦士たち
- 光の戦士の過ち
- エピローグ
- DVD
- サウンドトラック
プロローグ
ドジで勉強も苦手だが、笑顔だけは常に絶やさない星空みゆき。
そんな彼女も幼少時代は今とは正反対の内気な性格だった。
そんなある日、みゆきは処分されかけた一冊の絵本を見つける。その本を読むと…。
「仲良くなるには笑顔が一番!」をモットーにする女の子が主人公で、喧嘩ばかりしていた動物たちを仲裁し、和解へ導くが、笑顔を嫌う魔王により、その女の子は誘拐されてしまった。
それと同時に世界から笑顔が消え、動物たちも再び喧嘩を始めてしまった。
みゆきはある事に気づく。
その絵本は魔王の城に閉じ込められ、そこから先のページが破れていたため続きがなかったのだ。当然、本当の結末を知る者はいない。
絵本の中はみんなチグハグ!より。
みゆき「お話の続きはどこいっちゃったのかな? そうだ!私が続きを書いてあげる!約束ね!」
みゆきは「私が続きを書いてあげる!」と口にするが、それが後述の災いに繋がる事を、当の本人は知らないでいた。
あれから9年
9年後*1、中学生となったみゆきは、転校先の中学校に通う生徒と親しくなり、友達も出来た。
キャンディとの出会いでプリキュアとなり、同じ中学校に通うあかねたちも、その仲間となった。絵本大博覧会にやってきたみゆき達を遠くから観察する謎の4人組。みゆきに対し「笑顔でいられるのも今のうちだ」と言い放つ。みゆきがある約束を破ったと言っているが…。絵本大博覧会で一行は、一人の少女と出会う。彼女の名はニコ*2。ひょんなことから彼女達を気に入り、ニコがいる絵本の世界に招待してあげると言う。絵本の世界にやってきたみゆき達は、それぞれのおとぎ話の主人公*3となり、世界を冒険することになった*4。
一行が絵本の世界を冒険する中、ニコは絵本大博覧会にいた4人組と合流する。
彼らが言うには、みゆきはニコと交わした約束を破っていたと認識しておらず、笑顔でいられたとの事。
その4人組こそが、魔王に操られて四天王と化したルーネス*5、アルクゥ、レフィア、イングズだった。
ニコ「みゆき…。あの時の約束を忘れているんだ…。嘘つき」
みゆきとニコの間に、何が起きたと言うのか・・・。
物語がチグハグに?
みゆきはシンデレラとして、継母とその娘にこき使われながらも、いつか王子と結ばれると言う妄想をしていた。掃除に励む途中、キャンディの不在*6にみゆきは戸惑いを見せる。
キャンディの事も気になるが、それでも掃除を続けていた。みゆきの元に来たのは、カボチャを持った桃太郎*7だった。彼が言うには、家来とはぐれてこの世界に迷い込んでしまったらしい。きっと鬼の仕業だと…。
黒い影に取り憑かれ、悪役となった本物の主役達
一方、あかね達に思わぬ出来事が襲ってきた。本物の主役たちが、出番を奪った張本人と勘違いして彼女達に襲い掛かったのである*8。そう、全ては絵本の世界に導いたニコの罠であり、孫悟空達があかねたちを襲っていたのも、彼女が魔王の影を使って操っていたからだった。
みゆきがいるシンデレラの世界にも、魔王の影が襲ってきた。みゆきはそれに飲み込まれかけるも、危機一髪に陥った所で桃太郎が彼女を庇った。
桃太郎に庇われたみゆきは遠くに飛ばされ、そこで危機一髪から脱したあかねたちと出会う。彼女達は敵となった主役たちに襲われていた。それに疑問視するみゆき。すると、敵になった主役たちが一行の前に立ちはだかった。そこには、みゆきを庇った桃太郎もいた*9。彼は魔王の影に飲み込まれかけたみゆきを庇った後に影に取りつかれ、悪役と化したのである。
悪役たちとの共闘
敵になった主役の猛攻に遭ったみゆき達だが、そのピンチを牛魔王たち*10が救った。巨大化したシンデレラに打ち出の小槌が命中。元の大きさに戻った彼女は魔王の影と分離。影を手にしたキュアサニーは、これこそがシンデレラが影化した原因だと知る。
ニコの怒り
シンデレラが魔王の影と分離した後、絵本の世界が荒れた原因を知った一行。全てはニコが仕組んだ罠だった。
ニコが卑怯な事を繰り返した理由。それは、後述の約束をみゆきが破ったからだった。ニコ「みゆきは続きを書くって約束したよね? なのに書いてくれなかった! ずっと待ってたのに……、みゆきなんて大嫌い!笑顔のみゆきはもっと嫌い! だから、みゆきの好きな絵本をめちゃくちゃにして悲しませてやろうと思った!」
ニコはページが破れた絵本を一行に見せびらかした。それを見たハッピーは、続きを書かなかった事を思い出す。
約束を破られ傷ついたニコは「みゆきなんて大嫌い!笑顔のみゆきはもっと嫌い!」と怒鳴り、去って行った。
その近くにはカナーンに住むジョリーナの一人娘、サリーナの姿もあった。躊躇いを見せるオニオンナイトに彼女は「デッシュ様を見捨てた、だから許さない」「大嫌い」と怒鳴り*11*12、去って行った。
彼女の怒りに触れたオニオンナイトは、自分の不注意でデッシュが生死不明となり、それをきっかけにサリーナに敵視された事を思い出して自己嫌悪に陥る。
しかも、この光景は魔王に操られたルーネス達も見ており、サリーナに対して4人は強い怒りに震えていた。特に四天王の紅一点、レフィアはサリーナに平手打ちされた事を深く根に持っていた。
みゆきの不注意で巻き込まれた者たち
それと同時にジタン一行と出会ったプリキュアたち。ジタンが言うにはキャンディを連れ去らったサリーナの仕業でフリオニールたちが囚われていたと知り、魔王の城に忍び込んで助けたとの事。絵本の世界が荒れた原因がハッピーに関係していると知ったフリオニールたちは、全ての元凶は彼女だと腹を立て、プリキュア一行の元から去って行ってしまう。
デッシュ*13、ジタン、ガーネット、ビビ、雷神、エイトはその場に残り、ハッピーから真実を聞くことに。
ニコの正体
ニコの正体はみゆきが幼い頃に拾った、続きのない絵本の主人公だった。
仲良くなるには笑顔が一番をモットーにする心優しい少女で、喧嘩ばかりしていた動物達を自ら説得し、和解させる程だった。
そんなある日、ニコは笑顔を嫌う魔王に連れ去られてしまう。それにより世界から笑顔が消え、動物達も再び喧嘩を始めてしまった。
ニコは魔王の城に閉じ込められ、そこから先の続きを書くと決意したみゆきだが、結局最後まで書くことなく諦めてしまい、その絵本は放置されてしまった。
約束を忘れ去られたニコは当然傷ついてしまい、そこを魔王に付け入られたニコはみゆきを激しく憎むようになり、彼女を悲しませるため絵本の世界を荒らしたり、主役達を騙して操ると言った悪事を働くようになってしまった。
ハッピーの罪悪感を理解したサニーは、魔王の城に行こうとハッピーを助言。エイトも「約束を破った事は、正直に謝った方がいい」とハッピーを説得。
デッシュ、ジタン、ガーネット、ビビ、雷神もエイトとサニーの意見に同意し、プリキュアたちの力になると決意した。
一方、ルーネス達はデッシュが生きていたと知る。
デッシュと彼らの関係とは…?
薄れていく憎しみ
魔王の城に向かうも、そこには敵になった桃太郎たちが立ちふさがっていた。ジタンたちは彼らは自分たちが食い止めると言い、デッシュとオニオンナイトは、ハッピーと共に魔王の城に向かっていく。
ようやくニコ、サリーナと出会うが、2人は裏切られた事を深く根に持っていた。それでもハッピーは続きを書かなかった事を真剣に謝り、あの絵本のおかげで自分は変われたと感謝の言葉を言い出した。それにニコはみゆきに心を開いていき、魔王と決別する。サリーナはオニオンナイトの謝罪に聞く耳を持たず、「デッシュ様はもう帰って来ない」と怒鳴ってオニオンナイトを傷つけてしまうが、真剣な謝罪に耳を傾けない彼女の態度にデッシュは激怒し、サリーナを殴って「俺は生きている」と叱咤。それによりサリーナの誤解が解け、オニオンナイトを裏切り者扱いした事を謝罪した。
魔王と決別したニコは、ハッピーたちと共に魔王の城から抜け出す。その光景をルーネスが目撃する。
魔王の城から出たハッピーたちはフリオニール、マリア、ガイ、ミンウと出会うも、4人はハッピーとニコのせいで魔王の城に閉じ込められたと怒っていた。キュアハッピーは許されることじゃないとわかっていながらも、自身の過ちを真剣に謝る。デッシュもサリーナもみゆきは反省しているとフリオニール達を説得した。
それに気づいたマリアは、話を聞こうとしないで責め続けた事を思い出して反省し、3人を説得。和解してみんなの所に向かった*14。
敵はまだいる!極悪四天王!
ハッピーの真剣な謝罪を聞き、憎しみが薄れてきたニコは、これ以上世界を荒らすのはやめようと魔王を説得するも、逆に怒りを買い檻に幽閉されてしまう。
敵はまだいた事が魔王の口から明かされた。それに疑問視するプリキュアたちに、コウモリの羽を生やした4人の敵が立ちはだかった。
牛魔王から極悪四天王だと聞かされた一行は、魔王は奥の手を用意していた事に気づく。
オニオンナイトとデッシュは4人を見て、声を失ってしまった。4人の正体は風のクリスタルに導かれ、光の戦士となったルーネス、アルクゥ、レフィア、イングズだった。
光の戦士がプリキュアを襲うことするかと疑問視する一行ではあるが、自分たちの声はルーネス達に聞こえていなかった。
光の戦士であるルーネス達が敵として立ちはだかる事に疑問を抱く一行に、魔王は真実を話した。
彼らはドーガ、ウネから2つの鍵を託された後に魔王とニコと出会い、仲間同士で戦った事で4人に悪心*15が芽生えていたと見抜き、そこを付け入って洗脳。
極悪四天王として4人を操っていたのだ。
真実を知ったサリーナは、自分の誤解が原因で彼らが悪役と化したと痛感する。ルーネス一行もサリーナを憎んでいた。それは、みゆきに裏切られたニコ以上だと言っていいだろう。
デッシュ、オニオンナイトもルーネス達の憎しみを開放するため、4人に立ち向かう事に。
破られたロイヤルレインボーバースト! プリキュア危機一髪!
四天王に立ち向かうプリキュアであるが、4人はとても手強く、あの「ロイヤルレインボーバースト」も通用しなかった*16*17。しかもハッピーは逃げ遅れ*18、レフィアのトルネドに飲み込まれ、絶体絶命に陥ってしまう。その隙にアルクゥとイングズはデス*19を放ち、その隙にルーネスはみゆきに毒林檎を半ば強引に食わせてしまった。変身を解除された上に、毒林檎を食べてしまったみゆきはそのまま落下するが、洗脳が解かれた桃太郎に救出される。
魔王の影と分離した主役たち*20は、みゆきが落ちてきたのを知って、駆けつけたと言う。
桃太郎の元に駆け寄る一行が見たのは、毒林檎で深い眠りについたみゆきだった。
消えていく笑顔…! 悲しみと涙の世界!
桃太郎たちと合流するも、みゆきは息をしていなかったため、レイズ*21やフェニックスの尾*22を使うが、みゆきは結局蘇ることはなかった*23。
毒林檎の呪いにより、完全に息絶えたみゆきにプリキュアたちは絶望し、大泣きする。主役達も自身の過ちに後悔し*24、涙を流していた。みゆきの急死に嘆く中、桃太郎はみゆきを昏睡させてしまった四天王に怒り、殴りかかろうとするも返り討ちに遭ってしまう。その隙にイングズはホールドを放ち、桃太郎たちを麻痺にして動けなくしてしまう*25。それと同時に「自分がした過ちを思い出せ」と責められた桃太郎たちは、自身の過ちに後悔するも、隙を突かれて強力な魔法で詰められる。みゆきが昏睡した事を知ったニコは、自身の過ちに後悔する。しかも悪事を知ったライトニングに殴打され、「つまらない事をするな」と叱られたニコは、更に自己嫌悪に陥ってしまった。
しかもイングズのフレアでニコの絵本は燃やされた。灰になった本を見て深く打ちひしがれる。みゆきが昏睡した事に悲しむ一行に、ヴァータはみゆきは四天王の仕業で葬られたと真実を告げる。シンデレラが拾った毒林檎*26も、その証拠だ。
仲間を犠牲にすることでロイヤルレインボーバーストを使えなくする他、全ての元凶が彼女であった事、ニコも含めて罪を償った者をいじめていた。
プリキュア激怒!
全てを知ったキュアサニーたちは激怒*27。だが、四天王の身勝手さに怒ったのは桃太郎達であり、4人に反撃。
一寸法師と孫悟空のタッグ攻撃、シンデレラのビンタ、浦島太郎の猫騙し、桃太郎の体術で四天王を行動不能にする。その隙にキュアサニーたちはオニオンナイト、デッシュ、マリア、ビビと協力して四天王を倒す事に成功する。
しかし、それでも魔王の野望に変わりはなかった。
笑顔を包む愛の光
レイズやフェニックスの尾でもみゆきは目覚めなかった。
全ては自分が悪いと後悔するニコに、牛魔王たちは今どうしたいかと諭す。
ニコ「私、間違っていた!自分の悲しみをみゆきのせいにしていた!憎しみをぶつけても、気持ちは晴れない!私は、みんなが笑顔でいられる世界にしたいの!」
それに対しニコは、みゆきの裏切りにキレたり、憎しみをぶつけても平和にならない事に気づき、笑顔の大切さをみんなに届けたいと言い出した。それと同時にミラクルつばさライトが出現した。
それを手にしたミンウは、これならみゆきも復活すると確信し、ミラクルつばさライトを振る。
ミラクルつばさライトでみゆきは蘇り*28、天使の姿をしたウルトラキュアハッピーにパワーアップした。それと同時に絵本の世界も蘇り、魔王の浄化に成功する*29。
謝って済まされると思わないで!
魔王と和解したニコは、今までの悪事をみんなに謝った。
一度はイングズに焼かれてしまった絵本も復活した事で、続きは自分で書くと決意した。ニコが言うには、魔王も笑顔になってほしいとの事で、彼の協力も必要であった。ニコはみゆきに、ある本心を伝える。それは、本当はみゆきが大好きであった事*30。それに号泣するみゆきだが、激怒したリディアとライトニングに打たれてしまった。更にセシル*31やエッジからも非難されたみゆきは、ニコと交わした約束を破ったせいでリディア達も巻き込まれたと事実を知り、再び自己嫌悪に陥ってしまった。
みゆきを庇う光の戦士たち
ニコとの約束を破った自分のせいで、セシルたちまで巻き込んでいたことを知ったみゆき。当然彼らは怒っているし、許してくれないと自責の念に駆られていた。
それは、本作の事件を起こしたニコ、魔王も同じだった。謝って済まされない事を、彼女達は犯していたため、セシル達が怒るのも無理はなかった。そんな彼女を洗脳が解かれたルーネス、アルクゥ、レフィア、イングズが庇った。4人はみゆきとニコは自身の過ちを反省し、みんなに謝罪したにも関わらず責め続けたライトニング達の態度に怒っていたのだ*32。
そんな彼らに桃太郎は、彼らもある罪悪感が残っていたと見抜く。
光の戦士の過ち
ルーネス一行はデッシュの元に向かい、生死不明になる原因を作った事を彼に謝罪*33*34した。
出典:ファイナルファンタジー3(スマートフォン版)
デッシュは呆れつつも4人を許し*35、サリーナも誤解を認め、辛く当たった事をルーネス達に謝罪した。
4人の真剣な謝罪を聞いたみゆきは立ち直り、全ての元凶は自分だと認め、セシルたちに謝罪した。それにセシルたちの心は揺れ動き、真剣な謝罪に耳を傾けなかった自分も同罪だと認め、みゆきに謝罪する。
エピローグ
ルーネス達はみゆき達にも上述の悪事を謝罪*36*37。事情を知ったから、これ以上罪に悔いているとハッピーが逃げるとあかねが諭す*38。
互いの溝が埋まった後、笑顔が一番だと口にする。
そして、絵本の続きは完成し、それはみんなに読まれるのであった。
*1:続きのない絵本を拾った時の年齢が5歳であったことから。
*2:映画では金角、銀角に追われたニコを助けるため戦闘になるが、本編ではカットされている。
*3:みゆきはシンデレラ、あかねは一寸法師、やよいは孫悟空、なおは浦島太郎、れいかは桃太郎。
*4:当のニコは「おとぎ話の主人公になって、絵本の世界を体験できる」と語っていたが、それは嘘であったことがレフィアのセリフで明かされている。
*6:キャンディがいなくなったのは、サリーナに連れ去られて魔王の城に閉じ込められたため。
*7:後述の主役達は初めから洗脳状態であるのに対し、桃太郎は映画と同じく洗脳される前で登場。
*8:映画と異なりシンデレラ達は初めから洗脳された状態であり、シンデレラは一寸法師のあかねにいきなり襲いかかり、浦島太郎と一緒に行動していた犬、キジ、猿もれいかに懐かずに襲いかかる。
*9:映画と異なりみゆきを鬼と勘違いして襲い掛かる事はなかったが、影化したのは映画と同じ。
*10:協力者の中に魔王の城に閉じ込められてなかったオニオンナイト、エイトも含む。
*11:原作ではデッシュが生死不明になった事実を知っても特に責めたりはしなかったが、心の中では光の戦士を許せていない。
*12:後述の四天王(ルーネス、アルクゥ、レフィア、イングズ)もデッシュが生死不明になる原因を作った張本人であり、サリーナは彼ら4人も敵視していたが、それにより4人が魔王に操られ、悪役となる遠因に繋がる。
*13:当の本人が言うには、責める事より真実が知りたいとの事。また、激怒してプリキュア達の元から去るフリオニール達に呆れる描写もあった。
*14:魔王の城に閉じ込められたFFキャラの中でも早く、みゆきと和解したため、エピローグでルーネス達に説得される描写もなかった。
*15:ドーガ、ウネと戦う事を拒んだため。
*16:レフィアがリフレクで跳ね返したり、ルーネスが斧でフェニックスを攻撃した為。
*17:しかもロイヤルレインボーバーストを跳ね返された事で大ダメージも受けてしまい、プリンセスフォームも解除された。
*18:ルーネスが麻痺の効果を持つ「麻酔針」を使ったため。
*19:アルクゥはデスブリンガー、イングズはリリスロッドでデスを放った。
*20:映画では敗北して以来しばらく出番は無いが、本編ではプリキュアの元に駆けつけたと言う設定である。
*21:マリアが使用。アレイズはミンウが使用した。
*23:『ファイナルファンタジー5』で息絶えたガラフを助けようとする場面のパロディ。
*24:ニコに騙されたからとはいえ、プリキュアの敵として襲って来た事に変わりはないため、彼らも同罪である。
*25:ミンウのバスナで解除された。
*26:桃太郎曰く「かじったのはほんの一部」。
*27:特にキュアサニーとキュアビューティは仲間想いな所もあり、仲間が馬鹿にされると激怒する描写がある為、四天王に対する怒りも人一倍だった。
*28:同時に焼かれた絵本も復活した(破れた部分も修復された)。
*29:ルーネス達も魔王の支配から脱し、元に戻った。
*30:みゆきを激しく敵視していたのは、魔王に「みゆきを憎め」と強要されたからであり、約束を破られたと知ってもある程度は信じていた様子。
*31:作中で恋人と故郷を失い泣き崩れたギルバートに「悲しいのは君だけじゃない」とビンタで一喝する描写もあったが、セシルは女性に優しい紳士的な一面を持ち合わせているため、女の子を相手に平手打ちはしない。
*32:ただし、ドーガ、ウネとの戦いを躊躇った事でエッジとリディアに咎められた際、それが自分たちの弱さだと認める発言はしている。
*33:原作のエンディングでデッシュ、サリーナに謝罪した描写こそはなかったが、彼が生死不明になった過ちにレフィアが強く後悔する描写は存在する。
*35:当の本人曰く「あの時俺が暴走を止めなかったら、ルーネス達も危なかった」。
*36:当の本人達もドーガ、ウネと戦う事を拒んだ事で「光より闇を優先するなんて、光の戦士失格だ」と自己嫌悪に陥るも、「あなた達のおかげでデッシュさんの世界は救われた」と言うやよいの言葉で立ち直る。
*37:番外編その3では、悪堕ちの間接的な原因となった「ドーガ、ウネとの戦い」についても自ら明かしている。
*38:みゆきを除いた4人は一度ルーネス一行に怒っていたが(その理由はみゆきをデスで殺したり、ニコや桃太郎達に魔法で執拗に攻撃したから)、デッシュに対する真剣な謝罪を聞いた事で和解する。